今や社会現象となった鬼滅の刃。
今回はその鬼滅の刃の2巻の見どころをご紹介していきたいと思います!
1巻で妹の禰豆子を鬼にされてしまい、禰豆子を人間に戻す方法を探す為、また惨殺された家族の仇を討つ為に旅立つこととなった竈門炭治郎。
炭治郎が禰豆子に喰われそうになっていたのを阻止してくれた冨岡義勇から「鱗滝左近次」という人物を訪ねるよう言われ、鱗滝の元へと向かいます。
鱗滝に事の顛末を話し、その後炭治郎は鱗滝の元で厳しい修行を受けることになりました。
血の滲むような修行を続け、とうとう鬼を滅する組織である「鬼殺隊」に入隊すべく炭治郎は入隊試験の「最終選別」を受けることとなります。
最終選別では厳しい戦いになりましたが、どうにか鬼に勝利することが出来ました。
見事鬼殺隊に入隊を決め、鱗滝と禰豆子の元に戻った炭治郎。
炭治郎が生きて帰ってきたことに、3人とも大粒の涙をこぼすのでした。
鬼殺隊となった炭治郎はさっそく任務に向かうことに。
そこでは毎夜少女が消えているということで、初めての任務に炭治郎は奮闘します。
禰豆子の協力もあってどうにか鬼を追い詰めたものの、鬼の総大将である「鬼舞辻無惨」についての情報は欠片ほども聞き出せず。
結局何も分からないまま任務を終えました。
しかし炭治郎に休んでいる暇はありません。
任務が終わったばかりなのに即座に次の任務が言い渡されます。
次の鬼の元に向かおうとしたその時、炭治郎はとある匂いに気付きました。
嗅いだことのある匂い。あの日、家に残っていた匂い。
そう、そこにいたのは何とあの鬼舞辻無惨だったのです…!
まさかの遭遇で怒りに我を忘れ、斬りかかろうとする炭治郎。
しかし鬼舞辻が連れていたのは幼い女の子と貴婦人のような女性でした。
この2人からは人間の匂いがし、炭治郎は衝撃を受けます。
何と鬼舞辻は人間に擬態し、何食わぬ顔で人間としての生活をしていたのです。
鬼舞辻を父として慕う少女の前で、父を斬り捨てることが出来ない炭治郎は動揺します。
すると次の瞬間、鬼舞辻はその辺の人間では捉えきれないスピードで通りかかった人物の首元を掻っ切りました。
切られた人物は瞬時に鬼化し、辺りは大騒ぎ。
その騒ぎに乗じて鬼舞辻は炭治郎の元を去り、炭治郎は鬼舞辻を取り逃がしてしまうのでした…。
宿敵を前にどうすることも出来ず、炭治郎は「絶対にお前を許さない!」と叫ぶことしか出来ませんでした。
その悲痛な叫び声、読んでいるこちらまで胸が締め付けられるような思いに駆られてしまいました…。
果たして炭治郎はこの鬼舞辻を捕え、仇を討つことは出来るのでしょうか!?
大波乱の2巻、是非ご覧頂きたい1冊です!